こんにちは、今シーズンはやる気があり、結果を残せたので記事に残しておこうと思います。
本記事はレイスポスキッス、ダイマレイスポスを使った構築についてです。
また、今のルールは今シーズンで終わりだったので結構長ったらしく書くつもりです。
構築内容だけ知りたい人は目次から飛んでいただけると幸いです。
【1月21日時点でランクマ1位、お年玉争奪杯9-0で2位、ランクマッチシーズン14にて最終6位】
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↑今季の最高&最終レート↑
ちなみに勝率はちょうど7割くらいでした。
今回の構築は、たまさん(@march_amea)と共同で考えました、ありがとうございました!
:追記:
【ランクマッチシーズン18にて最終26位】
【ダブル】シーズン18最終順位トップ30まとめ│リバティノート
【目次】
構築経緯
S13では僕自身ポケモンをお休みしていたのですが、そのシーズンにおいてレイスポスピッピに近い並びで結果を残しているプレイヤーがおり、まだまだレイスポスで戦えそうだと思い今回の構築を組み始めました。
レイスポスを使うにあたって、逆風となるのがオーロンゲとポリゴン2の存在でした。 ポリゴン2に関しては取り巻きでどうにかすることができましたが、オーロンゲに関してはレイスピッピの並びでは苦しいため負けがちになっていました。
という変化もあり、今回の指枠はトゲキッスになりました。
このポケモンはピッピと違い火力に割かなくても最低限のパワーは持っており、強運による上振れも狙いやすいポケモンなので今の環境にはピッピよりやはりマッチしていました。
第一形態
そこで最初に組んだのがこれでした。
環境的にいらないなと思っていたゴリランダーを外すのとレイスピッピにおいて個人的に微妙だったヒートロトムを外し、ねこだましがあるガオガエンを採用、またS13にて初手ダイマックスするポリゴン2がいたと知り、レジエレキ採用で重くなると予測されるランドロスに強い上に輝石も余っていたのでアタッカーポリゴン2をテキトーに入れました。
ポリ2キッスの並びはやはりトリルが警戒されるようで初手ダイマックスが刺さりレイスポスが苦手目なボルトロス系に対してイージーゲームに持っていけることも多く、なかなか良かったです。
ただこの並びは結局、ひらいしんファイヤーやオーロンゲ×エンテイ+グロスポリ2ファイヤーような並びがきつく、長くは使えませんでした。
この時期、特にヘイトを溜めていたのがロンゲエンテイだったので次はそこに確実に勝てるようにしようと思い構築を改良して行きました。
第二形態
そして次に組んだのがこれです。
ロンゲエンテイをレイスポスと合わせて破壊できるはらだいこマリルリを採用しました。
実際展開が遅い並びに対してキッスマリルリの指+はらだいこの初手はとても強く、ファイヤーの対しても普通にダイマックスして戦っていけるのは良かったです。
しかし、この構築とマリルリには欠陥があり、
①ゴリランダー入りのロンゲ系に対しての選出ができない、できても全力サポートが必要。
②太鼓しないと素のマリルリが火力不足。
③電気の一貫がエグい。
これらの事情により解散となりました。
第三形態
そしてできたのが現在の形
最後に信じたのは、これでした。
*変更点について*
①ゴリランダーの採用
→レジエレキがきつかったのとグローバルチャレンジにてウオノラゴンに注目が集まり増えると予想されたので採用しました。二枚のねこだましでいい感じに展開できる試合も多く、さらにレイスピッピにより近い展開も組みやすくなった印象です。
②レジエレキの調整、アイテム変更
→結局サンダーロンゲなどに対してダイアタックをレイスポスでしないといけないのが弱いなと感じていた頃、たまさんからの速いレジエレキにしてみないか?という提案があり控えめ個体から臆病個体へ変更。また守れるレジエレキの方が強い気がしたのでエレキボールをやめて守るを採用した磁石型になりました。
③トゲキッスの役割
→今まではサポート専用になっていましたが、先月結果を残した方がアタッカー型トゲキッスだったので参考にしつつ、レイスポスを活かせる技構成と調整に変更しました。
④(?)ウーラオスについて
→トゲキッスをサブエース運用しだしてから水ウーラとキッスの技範囲的な相性がいいことに気づき変更したりしなかったりしました・。・
強い人はダイマックスランドロスをうまく使うイメージがあるので強い人多めの大会とかだと水の方が強いと思います。
ただ悪も強いので、ウーラオスのタイプは好みによりそうです。
長らく書いてきましたが構築経緯はこんな感じでした。環境に合わせてうまく変えられて個人的に良かったなと思います。
個体紹介
レイスポス
@いのちのたま
ひかえめ
179(28)-*-84(28)-210(204)-101(4)-181(244)
H→珠ダメ最小
B→ダイマックス時に特化珠ドラパルトのゴーストダイブ、無補正ウーラオスのあんこくきょうだを確定耐え
C→なるべく多く、余り
S→180レイスポス抜き
マッドショット
ちょうはつ
変更点はレイスピッピからほぼなし。
圧倒的パワーがあり、1度流れに乗ったら手が付けられないアタッカー。最も変わったのはちょうはつを入れたことだと思います。猫騙し無効のちょうはつはかなり偉く、この技のおかげで本来苦手なトリル系にもかなり勝てたので、この変更は大成功でした。
レジエレキ
@磁石
臆病
156(4)-*-92(172)-152(252)-71(4)-253(76)
B→特化タイプ強化アイテム持ちゴリランダーのフィールドグラスラ確定耐え
S→準速レジエレキ抜き、+1最速100族(167)+3
10万ボルト
エレキネット
まもる
速いエレキはかなり使い心地がよく、+1最速100族を抜けるのはかなりデカかった印象です。味方のダイマックス+ボルトチェンジによる後発ポケモンへのバフ付与やエレキネットによる素早さ操作など多岐にわたって活躍してくれました。
ゴリランダー
@おはなのおこう ※キョダイマックス個体
意地っ張り
191(124)-194(252)-110-*-94(28)-118(100)
A→特化
D→味方のレイスポスと並んだとき相手のポリ2がダウンロードでA上昇する数値
S→大体のレヒレよりも速く
グラススライダー
まもる
レイスピッピ時からほぼ変更なし。ただダイマックスするポリ2が増えたのでダウンロード対策だけはしっかり行いました。
まもるがあるおかげで終盤にねこだましなどで縛られなくなり、使いやすさが明らかに向上した気がします。
ウーラオス
@タスキ ※通常ダイマックス個体
ようき
175-182(252)-120-*-81(4)-163(252)
調整意図なし。
*連撃*
すいりゅうれんだ
まもる
*一撃*
あんこくきょうだ
ふいうち
まもる
今回結果を残せた時は全て連撃にしていました。連撃ウーラオスはわざとタイプ的にダイマックストゲキッスと相性がよく、タスキ持ちのライチュウなどもすいりゅうれんだで1ターンキルできたりと強かったです。
また、一撃の方も強くドラパルト系に強く出ることを意識したい人は悪ウーラオスも試してみましょう。
ガオガエン
@ピンチベリー
しんちょう
201(244)-136(4)-120(76)-*-134(92)-92(92)
B→A-1の特化ランドロスと特化ブリザポスのダイアースを高乱数耐え(81.3%)
D→特化レヒレのダイストリームを高乱数耐え(81.3%)、特化いのちのたまテッカグヤのダイロックを高乱数耐え(75%)
S →最速モロバレル+2
ちょうはつ
捨て台詞
とにかくいろいろ耐えて欲しいので乱数耐え調整をしまくったポケモンです。調整先のポケモンは火力を削っていることも多くなんとかなるさの精神でした。ちょうはつと猫騙しがあり、味方の猫騙しが効かないちょうはつ持ちのレイスポスと並べると大体のトリルは阻止できます。
トゲキッス
@ピントレンズ
ひかえめ
175(116)-*-119(28)-176(156)-136(4)-126(204)
H→16n-1
B→A-1タイプ強化アイテム持ち特化ウオノラゴンの先制エラがみを高乱数耐え(87.5%)、特化いのちのたまドラパルトのダイホロウを高乱数耐え(81.3%)、特化マンムーのつらら落としを最高乱数切って耐え。
S→+1で最速エースバーン抜き
手助け
レイスポスのサポートにとどまらず、ファイヤー系に対してエレキウーラと対抗していくポケモン。パチンコ型トゲキッスなので上振れと下振れの差が激しく下ぶれ時はきつい試合になりやすかったです。Sラインについてですが、レイスポスのダイアタックと併せてかなり色々抜けるためカグヤ+避雷針電気枠みたいなのにもダイアタック+マジカルシャインを上から通せるのが強かったです。サポート時は指があるおかげでウーラオスのタスキを残せたりと有能な面がかなり多く、使いやすかったです。
選出
①基本形
先発 後発(3体から2体選択)
レイスポスの通りがめちゃくちゃいい時の選出です。
ただ現環境においては、この出し方で勝ちきれないような構築が多かった印象です。
②トリル系、中速サイクル系
先発 後発+(1体選択)
イエッサン入りにはゴリランダーを積極的に出していきたい。
基本的には猫ちょうはつでトリルを阻止して展開する。
トリル展開を阻止できなそうな時はトゲキッスを連れて行きましょう。
また、トリルを阻止しても裏から第2のトリル持ちが来るケースもあるのでガエンの引くタイミングはしっかり考えましょう。
中速サイクル系にはダイアタック+捨て台詞のような動きも強く、初手でレイスポスを下げる選択をする判断も大事になってきます。
変なタイミングでダイマックスを吐いてしまうと負けてしまう恐れがあるのでダイマックスのタイミングは気をつけましょう。
【イエッサンポリ2始動のトリルの阻止について】
(イエッサンブリムオンなどでもほぼ同様)
ガエンレイスポスなどで入る
↓
レイスポスを下げてゴリランダーを出す(フィールド書き換え)
ねこだましをポリ2に通す
↓
ゴリランダーでイエッサンにねこだましをする
ガエンの挑発をポリ2に刺す
↓
そこから臨機応変に対応する
③ボルト+指枠系
先発 後発+
エレキウーラでエレキネットと水流連打で圧力をかけに行きます。
後発レイスポスと指orねこだましで打開を決めましょう。
④追い風系統
先発(2体選択) 後発(2体選択)
追い風ファイヤーにはトゲキッスを、それ以外にはレイスポスを指で守りつつ通す。
追い風系にはウオノラゴンが入っていることが多いのでよほどのことがない限りゴリランダーは選出しましょう。
⑤ロンゲエンテイ
先発 後発
エレキネット+マジカルシャインから入り良きタイミングでレイスポスを着地させましょう。
相手の裏によってレイスキッスエレキの誰にダイマックスを切るか選べるのでトゲキッスの型を変えてからは案外有利でした。
レンタルID
0000 0004 JG89 JP
終わりに
現ルールを最終1桁という満足いく形で終えられて良かったです。
人と一緒に構築を改良していく経験も初めてだったのですごく楽しかったです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!、
※前回の僕のレイスポスピッピの記事
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